小野クリニック|流山市中野久木の脳神経外科・内科・脳神経内科・リハビリテーション科

〒270-0116
千葉県流山市中野久木530-1

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Q&A

小野クリニックはどんな病気を診る診療所ですか?

小野クリニックでは脳神経外科、内科、脳神経内科、リハビリテーション科を標榜していますが、脳や神経、筋肉に症状が現れる「からだ」の病気の診療を専門とします。
頭痛やめまい、しびれ、ふるえなどがどのような原因で起きているのかを診断し、当院では、内科的に可能なあらゆるアプローチで総合診療を行います。
大掛かりな麻酔を必要とする外科治療が必要な場合は、他の病院の脳外科医や整形外科医等と病診連携を行い、症状に合った病院を紹介いたします。

心療内科や精神神経科とはどこが異なるのですか?

精神神経科は「こころ」の病気を診る科であり、不安神経症、うつ病、統合失調症などの患者さまに対してカウンセリングや心理療法を行います。
一方、小野クリニックでは「からだ」の病気を診断します。心療内科はその境界領域ですが、脳梗塞が原因でうつ状態になったり、外傷性頭頸部症候群(ムチウチ)のために不安神経症や高血圧になったり、脳腫瘍のために統合失調症様の状態になることもあります。
当院ではMRIを用いてそれらの鑑別診断を行い、症状に合った治療法をご指導いたします。

神経とはどのようなものですか?

神経とは中枢の興奮を体の各部に伝導し、また各部末梢からの刺激を中枢に伝導する線維が束になったもので、脳から体のすみずみに至るネットワークです。物事に触れてよく気がつく心の働きを言うこともありますが、脳はそれらの神経を統合する司令塔であり、健康を保つために不可欠なものです。
脳と神経にはいろいろな病気がありますが、当院では内科的治療にも10年以上従事した日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医という立場を活かして、患者さまの納得のいくまで相談を受け、神経疾患に対する総合診療を行います。

リハビリテーションとはどのようなことをするのですか?

リハビリテーションはさまざまな疾病や外傷による症状に対して、医学的指導や機能訓練を施し、機能回復・社会復帰をはかる事であり、脳と神経の機能回復を行います。
当院でのリハビリテーションはホットパックやマイクロ波などの温熱療法、低周波や干渉波などの電気刺激療法、牽引療法、ウォーターベッドによるマッサージ、理学療法士による運動療法の指導などが主な内容です。

最近、物忘れが激しいので、認知症になるのではないかと心配です。

認知症になる病気としてアルツハイマー病がよく知られていますが、他にいろいろな原因があります。
特に、急に呆けてきた場合にはよく原因を調査し、MRIを含めた総合的な診察により、治療によって改善できる認知症であるのか、よく調べる必要があります。ビタミンB欠乏症や慢性硬膜下血腫等は投薬や手術で改善しますが、アルツハイマー病を完治させることは困難です。
しかしながら、症状に合った薬の調整や生活指導によって、症状の進行を抑えることは可能であり、介護保険の利用等、社会福祉医療的な面に理解のあるかかりつけ医を持つことが大切です。